資格取得総合ガイド

大学受験は情報が命!

今、大学受験を取り巻く状況は加速度的に変化してきている。一例として、入試のシステムに着目してみよう。これから受験を迎える高校生の親たちが受験生だった時代には、入試日程が単純だった。私立大学の入試が2月、国公立大学の二次試験は2月下旬に行われていた。一つの大学学部を受けるチャンスは2回。しかし現在の受験スケジュールははるかに複雑で、多様化している。とくに私大では、入学者の選抜回数が大幅に増えた。一般入試でも「試験日自由選択制」や「全学部日程方式」「地方試験」など試験日が複数回設定され、敗者復活戦としての3月入試もある。センター試験を利用する選抜方法も一般的になった。その結果、同じ大学の同じ学部にチャレンジできる回数が4〜5回もあるケースさえ珍しくない。推薦入試の比重がいちじるしく増大しているのも、最近の特徴だろう。指定校推薦や自己推薦に加えて、親たちの世代には耳慣れない「AO入試」まで登場した。簡単に言えば、学力だけではなく、大学側か求める学生像に沿って受験生の個性や適性を多面的に判断し、合否を決定する選抜試験である。したがって、選抜過程においては学力試験ではなく面接や志望理由書、小論文などが重視される。AO入試や指定校推薦、自己推薦、一芸推薦などを合わせると、現在、推薦による合格者数は全体の半数以上を占めている。受験の本番は「年明けから」ではなく、夏休みが終わって推薦入試が始まる頃から本番を迎えるのだ。このように今は「志望校を決める」以前に、親も子も「受験制度を理解する」ために頭を悩ませなければならない時代なのである。しかも、その制度自体が毎年のようにめまぐるしく変わる。これでは、落ち着いて勉強に専念することもできない。いったい何を、どう勉強すれば、どんな大学に行けるのか……。入試情報の不足は、即、受験の失敗につながりかねない。以前のように単純なシステムであれば、高校の先生が生徒一人ひとりの相談にのり、的確なアドバイスを与えることもできただろう。しかし、受験システムが高度に細分化された現在では、高校の側でも生徒をどのように指導すればいいのか、試行錯誤している状況だ。現に四谷学院でも、首都圏や関西の高校から進路情報のガイダンスを依頼されることが多い。氾濫する情報の中で、本当に大切なものだけを選び出し、わかりやすく指南してくれるところは少ないのだろう。

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大手予備校の特待生

「基礎の穴」を発見し、確実に埋めていくには、四谷学院の55段階個別指導が最適だと考えたからである。田中くんほどの学歴と成績なら、授業料免除の特待生として入学させてくれる予備校がいくらでもあったことだろう。それでも彼は、特待生制度がない四谷学院を選択した。「同じ高校の先輩が特待生として大手予備校へ行ったけれど、結果的には1浪しても第一志望に行けなかった。いくら特待生になれても、志望校に入れないのではしょうがない。四谷学院には特待生制度がないかわり、それまで成績の悪かった生徒でも伸びている。だったら僕は有利じゃないかと思いました」55段階を始めてみると、穴は予想以上に多かった。意外なところでつまずいてしまうのだ。自分にはどの部分の知識や理解が欠けていて、何か致命傷になっていたかがわかり、愕然としたという。思えば現役時代は、むずかしい入試問題や応用問題に挑戦するばかりだった。間違えても模範解答を読めばわかった気になったし、似た問題ならなんとなく解くことができた。しかし、ほんとうに理解できているわけではなかったのだ。本質的な理解をしたうえで、自分の頭で考えるということがなかった。初歩的な問題をとりこぼしたり、解答が不完全だったりすることも多かった。簡単な問題を無理にむずかしい方法で解こうとすることもあったという。それもこれも「基礎の穴」が原因だったに違いない……。「55段階をやってみて、ようやくわかりました。あんな状態では点がもらえるはずなかったんです。でも、だからこそ55段階を進めていくうち、夏頃には落ちる気がしなくなりました」田中くんに限った話ではない。